とある小学校教員の雑談備忘録

小学校教員のフェイクこみこみ備忘録

通知表を書く時は発狂して神の降臨を待ってる

通知表。

地域によっていろんな名前がついてるらしいですね。これ、出す義務はないらしいと聞いて目を剥いたのは懐かしい思い出です。

この通知表、世の中の計画的で素敵な先生達は早い段階でこつこつと準備しています。

わあ!すてき!私もそんなふうに仕事したい!!

って思いながら、横で発狂してる私。

違う、違うんだ……。悪い意味じゃない。

通知表の所見って文字数限られてるし、何書こうかな、あれこれ頑張ってたもんな……この前仕上げたやつめちゃくちゃ時間かかったけどやりとげた顔してたな……あの活動で一生懸命言葉覚えて本番に備えてたな……あ〜〜〜!算数苦手だけど(いやだからこそ?)解けた時のあの笑顔〜〜〜!!

とかいろいろ考えてると、え?待って待って?何書こうかな??まとまんないな!?みたいになってくるんですよ……。

とかも理由としてありますが、単純に計画性が足りないのもある(台無し)

すみません……でも……日々の……業務量が……馬鹿だから……って言うと甘えるな!!大変なのはみんな一緒だ!!!って言われそうですね。うん、日本人は働きすぎなんだよ(主語がデカい)

で、堂々巡りしてると文章もおかしくなるし、気分は落ちるし、作業効率も悪くなるんですよね。

だからね、魔法の言葉を唱えるの

「大丈夫!!辛くない!!これは子供を褒めるだけの簡単なお仕事!!!!!!」

「バカじゃん」(めちゃくちゃワロてる先輩)

「いいね!!採用!!!」(発狂してる同期)

「そのセリフわたし好きだなあ!!!」(同じく発狂してる先輩)

「(可哀想なものを見る目で控えめに微笑む計画性のある先輩)」

こうして、皆で支え合いながら仕事をしている、教員は楽しい職業です(死んだ魚の目)

一応誤解のないよう言っておくと子供を褒めるのが苦痛なのではありません。むしろ、褒めることがこの職業の真髄なので、その時の状況、子供の性格などなどに合わせてそれこそ色んな褒め方褒め言葉を駆使しています。そう、駆使しているはずです。うん。子供がにっこにこしてると嬉しいぞい!!!

もちろん叱ることも大事なんですけど、的確な褒めがないと叱るのにも意味がなくなると言うか……。その加減がマジで難しいというか……。

真面目な話はやめよう(真顔)

魔法の言葉で気持ちを切り替えても、書いても書いても納得がいかない時は本当に多々あって、それこそ1日かけて3人も書けない時もあります。書いては消し、書いては消し。

しかし、1日で20人くらい書ける時がある。

そう、神が降りてくるのです。

通知表の神、降臨。

すると進まなかったのが嘘みたいにスラスラ書ける!!すごい!!進○ゼミで見たことある!!!って叫びそうになるくらい書ける。

最高25人分くらい書いたことあるけど、あの時は40人抱えてたから書いても書いても終わらなかったんですよね…。新手の地獄か???って思った。

書き終えた時の達成感といったらなかったです。

まあでも、発狂して神の降臨を待ってるのは私くらいだと思います。他にもいる??いたらハイタッチして美味い酒(概念)飲みましょう。

頑張って書いたから、読んでもらえるといいな!!って思ってますが、実は通知表の所見ってそんな読まれないらしいですね!!別にいいんです、むしろ読まない派の方がいたら読まないからそんな頑張らなくていいんだよ(慈愛の眼差し)って我らのボス(その学校の校長先生とか教育委員会とか文科省)に言って欲しい。マジで。ほんとにキツい。書くからには全力を尽くしますが、書かないですむならその分で教材作ったり授業の計画立てたりできるので……。

そう!仕事はビュッフェ式に選びたい放題、腐るほどある!!!それが真理!!!!!!(発狂)(SAN値チェック)